破産準備&裁判員裁判?デー

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本日は破産の申立準備に明け暮れました。
かなり複雑な案件の総仕上げなので、いやー疲れた疲れた。
また、今日は、今抱えてる刑事事件の関係で、初めて裁判員裁判用の法廷を見ました。
最高裁の小法廷と見間違えそうなくらい、裁判官(&裁判員)の席が横長で、正直ちょっとびっくりしました。
あそこで裁判員相手にディベートするのも楽しいかも。
機会があったら裁判員裁判の担当も考えてみようかな。
国選で機械的にポンポンふられるのはまっぴらごめんですが(笑)
なんていうと「国選の裁判員裁判を担当しないなんて怠慢だ!」とか言われそうですが。
いやいや、一経営者として事務局やイソ弁を路頭に迷わすことはできないですって。
裁判員裁判で頂ける報酬では、事件に割く時間や手間と比較しても、全然ペイしない可能性高そうですからね。
給料もらってるだけで経営を考えずに済むイソ弁なら、いい経験と割り切ってやれるかもですが、経営者としてはご勘弁願いたい感じですね。
弁護士って実は零細な自営業者なのです。
もちろん経験しなければ何事も評価できないですから、国選裁判員裁判を経験することは大事かもしれないです。
しかし、国選の場合、お試し期間みたいなものはないんですよね。
一度足突っ込んじゃうと、ちょっとやそっとじゃ足抜けできないのがこれまでの例。
ましてこれだけ弁護士に不人気の裁判員裁判の担当となれば、途中で足抜けなんて不可能でしょうね。
そうなっちゃってから後悔しても遅いので、経営者としてはどうしても忌避しちゃいますよね。
国選裁判員裁判担当にお試し期間があるなら、ちょっとくらい経験してもよいんですが。
そんなクーリング・オフみたいなわけにはいかないんでしょうが。
ではまた。