明日(今日)は証人尋問です

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明日(本日)証人尋問です。
そのため、この時間まで準備をしておりました。
証人尋問の前日は、いつもこんな感じです。
書面と証拠をもう一度最初から読み通し、主張・証拠構造を完全に頭にぶちこんでおくとともに、尋問事項を練り込んでおくわけです。
そうでないと、キレのあるいい尋問はできません。
ただ、明日はものすごく気合いを入れなくてはならない証人尋問かというと、少し微妙な情勢です。
もちろん裁判である以上手を抜いていいということは万が一にもありませんが、
尋問時間が相当短いので、尋問事項がかなり限られるのです。
尋問時間が短いというのは、つまり判決にあたって証人尋問がさして重要ではない、
裁判官的には、あまり証人尋問を聞かなくても判決書けるぞ、ということです。
ということは、つまり、裁判官の心証はもうほとんど出来上がっていると言うことですね。
というわけで、世の中には、あまり重みのない証人尋問というものもあるのです。
でも、いかに尋問時間が短かろうと、いかに裁判官の心証ができあがっていようと、やはり尋問で手を抜くわけには行きません。
やはり弁護士たるもの、最後まで依頼者の方のために全力を尽くすべきだからです。
そのため、私もこうして遅くまで頑張って、いろいろと調整をしているわけです。
多少睡眠時間が少ないくらいは全く問題なしです。
むしろかえってキレが出るかも。
え?裁判官の心証はどっちかって?
そりゃあもちろんこっちの勝ちだと思いますよ。W
ではまた。