マジック点灯

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最近夏風邪やら盆明けの忙しさなんやらでつい更新サボり気味でした。
そんな間に、少し前にテレビでみかけた石丸弁護士がいわゆる過払い本の盗作疑惑で訴えられたとか、のりぴーが覚せい剤使用所持で起訴されるのかどうかとか、逃走に元弁護士が荷担してたことが明らかになるとか、何だか騒がしかったですね。
流そうかと思いましたが、せっかくなのでちょっとだけコメント。
まず石丸弁護士の件ですが、問題とされてる石丸弁護士の本を見たことがないから、盗作の有無はわかりません。
ただ、原告となった先生方が消費者問題にきちんと取り組んでこられた先生方である(=別に過払いだけやってきた方々ではない)ことは確かだと思います。
また、石丸弁護士の仕事ぶりは、全然知りませんのでコメントできません。ただ、サンシャインにあんな馬鹿でかいクレサラ事務所を構えるあたり、それなりにやり手なんだろうなという印象と、クレサラにあれだけ特化するとはなりふり構わないんだなという印象と、しかしまあよくやるよという印象とがあります。
石丸弁護士の業界内の評判はみなさんの想像にお任せします。まあ出過ぎた杭は打たれる的な部分と、エキセントリックなところに対する評価部分と、若手なのにおそらくは大儲けしてるんだろうというやっかみ半分?、みたいなものが混在してる印象ですね。
まだ全然若手なんですが、確か東京弁護士会だかの会長選挙に出馬したりもしてたんじゃないかな。そういうのがお好きなんでしょうかね。
個人的には、クレサラ事件(クレジット・サラ金の意味。いわゆる債務整理事件を指す業界用語)しかやらない弁護士って仕事つまんなくないのかなあ??という疑問があります。
もちろんクレサラ事件にもやりがいはありますが、ある程度パターン化しているので、いわゆる一般民事事件ほどの幅はないんですよね。
数をこなすにはパターン化していた方が好都合なんでしょうけど、それだけってのは私には耐えられないですねえ。
私、難事件ほど燃え上がるタイプなんですよね。それこそが弁護士の本当の腕のみせどころだと思うし。難しい事件は、ぜひうちの事務所に一度ご相談いただきたいものです。
なお、いわゆるクレサラ事件処理についても、質もスピードもそこいらの事務所には負けないと自負してます。常にワンランク上の処理を目指してますし、それを実現してる自信もあります。
過払金回収に関して言えば、一般的な弁護士水準よりもずっと厳しく取り立ててると思いますよ。元本も利息も基本的に100%満額回収してますし、判決まで粘るようなおバカな金融業者からはさらに訴訟費用も含めてガッチリ取り立てます(業界的には弁護士費用相当損害金名目の賠償にこだわる方もいますが、時間ばかりかかって得るものが少ない印象と、個人的な信条とで、そこにはこだわりません)。
世間的にこれほど過払いがポピュラーになる前から、つまり弁護士業界も「利息制限法で借金なくなれば十分でしょ。払いすぎの取り返しなんてムリムリ」という空気だったころから過払金回収やってますから、キャリアと根性が違うのです(笑)
昔は過払金返還請求っていうと頭おかしいんじゃないくらいの言われようでしたが、時代も変わったものです。他には何も知らないような若手弁護士や、司法書士まで参入してこれるくらいまでになったんですからね。
ちなみに司法書士には、合計140万円以上の事件は受けられないという制約があります。司法書士は基本的には登記業務を行う一方で、簡易裁判所が扱う比較的少額の事件(=訴額140万円)に限り、一定の条件を満たせば受任できるというのが実態です。
だから、司法書士の中には、例えば過払金が300万円発生してるような事案を、140万円で和解してしまうようなケースもあると聞いてます。それなら弁護士法に触れないからです。弁護士法に触れると懲役までありえますからね。
最近は司法書士業務に問題ありという判決もいろいろと出ていますよね。
少し前だと、赤坂あたりの司法書士が2億何千万円だかを脱税したというニュースもありましたね。あれなんて、過払いで荒稼ぎしてないとおよそあり得なさそうな数字ですよね。実態は一体どうだったのやら。実は数億円単位でとりそこねている部分があったかも?
債務整理はもちろん、法律問題はやっぱり弁護士(ちゃんとしたキャリアのある人)に相談されるのが一番だと思いますよ。中途半端に司法書士を使おうとすると、費用と時間ばかりかかって、結局最初から弁護士に依頼した方がよかった、となることも多い気がします。司法書士って、クレサラみたいな比較的楽な事件はやりたがるけど、簡裁事件の大半をしめる、少額だけどやっかいな事件(小さな大事件)については、ほぼ間違いなく回避して弁護士に回して来るんですよね。
個人的には司法書士の簡裁代理権なんて不要じゃないかと思います。まあ過払い事件がなくなれば、おのずと簡裁から司法書士は消えるんじゃないかと思いますが。
次に、のりぴーの事件も、いろんなところでいろんなコメントしてる弁護士がいますが、総じて若手が多いのか、何だかとんちんかんなこと言ってる人が多い印象があります。こないだ車で移動中にラジオで聞いた何とかいう弁護士(たぶん若手)の話は、正直え~~っ刑事事件やったことあるのこのヒト??って感じでした。
別に量が少なかろうが覚せい剤所持罪は成立し得るんですが、それがよくわかってないんじゃないの?という感覚でしたね。
おそるべしロースクール(たぶん)。こわいこわい。
逃走を手助けした元弁護士、もしかするとこの人が覚せい剤反応を消すための入れ知恵をいろいろしたのかもしれませんね。
もちろん正面切って入れ知恵すると証拠隠滅などのトガに問われる可能性大ですから、仮にそうだとしても、一般論として言うと云々とか、独り言として言うと云々とか、何かしら留保をつけて話してるんだろうとは思いますが。
しかしその点がかえって世論を敵にし、検察のハートに火を点けてしまった感がありますね。
芸能人たるもの、世論を敵に回してしまうともうどうしようもなくなりますよね。もちろん日本の世論は熱しやすく冷めやすいんですが、それにしてもまずい逃走劇でしたね。やはり過ちを犯したときは潔さが肝心。たぶんのりぴーは自分で逃走を決めたのではなく、誰かのアドバイスに従ったのでしょうが、まあ猿知恵だったかなと。
それに不起訴なんてありえないでしょう。それほど検察は腰抜けではありません。確かに尿なしで覚せい剤使用罪で起訴されるケースは聞いたことありませんが、じゃあ尿がないからって、のりぴーは公判の罪状認否で使用罪を否認するのか?って話です。万一否認しても、捜査段階で自白したみたいですし、自白の補強証拠もありそうですから、有罪にもっていくことは刑事訴訟法上十分可能でしょう。それなら、検察が不起訴を選択する理由なんてないでしょう。
というわけで。
ちょっとだけコメントのつもりが長々となってしまいました。
我が巨人軍が2位の中日に三タテをくらわせてマジック26を点灯させ、栄光のV9以来のセ・リーグV3に王手をかけた話をしようと思ったはずなんですが(笑)
長くなっちゃったので、それはまたの機会にしましょう。
ではまた。